実りを問うな

育児、本、漫画、絵の日々備忘録

文フリ今年はあきらめました。

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文フリ今年はあきらめました。

本当は15日までになんか描いて
いつもの印刷屋さん「オタクラブ」にて短期納期のやつで
印刷していこうかな~つって考えていたんですけど
オタクラブがね、工場移転で短期今やってないんですわ…。
それを昨日知りましてね。
あ~もう今年は無理だなってなりました!!!!!

今年は転職で生活が変わって
時間的な余裕は生まれたのですが
その分は子育てに使ったりしたし
なんといっても、夜更かしが全然できないで
すぐ寝ちゃうのでね…
夜作業できなかった。
こどもが寝るのも遅くなってきたし…。
自転車通勤になって体力の消耗が激しい。
基礎体力がそれだけ落ちてたのかな?

ま~言い訳はいっぱいあるのですが
去年決めたことをできなかったのがね
やっぱりちょっと落ち込みます。
でもしょうがないな~とも思うので
今年は休む!!!

来年はいっこ描く。

スペースいただいたのに申し訳ないのですが
本もないですし、いきません…😭


家族が私以外風邪ひいてもいるし。

手芸とか工作とかお絵描きとかゆるくしていきたいです!!
お仕事と育児の合間で。

今日を生き抜く

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サバイバルものが好きで

どんな状態でも出来ることをして

気持ちを自分で作ることができる人に憧れがある。

ひさしぶりに映画『オデッセイ』をみて

すこしだけ元気でたりした。

 


生活するというのはとても難しい。

毎日、起きて、食事や排泄をする。

身なりを整える、生活環境を整えることもたいへんなことだ。

仕事をして、貨幣を得るのなんて大変中の大変。

生活すること、一日一日生きることは

生き延びるのは、本当にすごいことだ。

 

 

水が水道から出るのも

雨風を凌げる家にいることができるのも

夜を明るく過ごせる照明があるのも

肉が捌かれて切り分けられスーパーに並ぶのも当たり前ではない。

近所の畑や田んぼで、

作物が育っていくのを眺めていると

生きることの、育てることの困難さを

毎日思い出す。

すごいな…社会……

 

もうすぐ仕事の山がすぎる。嬉しい。

もう本気で嬉しい。ケーキ買ってお祝いしたい!

今日を生き抜こう〜!!

手を動かすこと

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忙しい。仕事が立て込んでいる。
山場は10月なのだけど、それにしたって準備で忙しいし、

精神的負担も大きいのか
それとも夏休みの疲れか
月経もとまってしまった。
そして背中が痛い。

前職では大きい液晶ディスプレイでしていたような作業を
小さいノートパソコンを覗き込んでしていたからだろうか…
ストレッチしたり筋トレを取り入れたりしているが
やっぱりどこか痛い。
体もしんどければ、精神的にもいろいろキており、
もう何もしたくない…

こどもがいるとそうもいってられないので
毎日頑張っていきている。えらい。
10月になったら仕事の山はすぎるから、それまで気持ちも体も時間もどうにかやりくりしていけたらと思う。

そして何も考えたくないけど
手を動かさないと落ち着かないので
編み物を始めた。
小学生の時、母にならってちょっとしてみただけだったし
編み方もひとつしか知らんのだけど
かわいいアクリル毛糸をみつけたので
思い出しながら編んでたらすごく楽しかった。

無心になれる…。
上の子が「編み終わったらぼくのマフラーにしてもいい?」というので、へたくそで恥ずかしいけどそうすることにした。
この際編み方もいろいろ知りたいな~と本も買ってみた。
できるかどうかわからないけど。

粘土みたいに手も汚れないし場所もとらない。

あぶなくもない。

こどもの相手をしながらでもできる。
そして絵を描くよりは頭を空っぽにできて
今の私にはすごくいい趣味だと思った。

この冬、少し上達したいな~

夕の愉しみ

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会社が変わって半月ほどたった。
まだ慣れないけれど、いい大人なので
そこまで気を張ることもなくぼちぼちやっている。
現在は研修でいろんな人と話す。
疲れる日もあるけど
人の話を聞くのは好きなので
楽しく過ごせてると思う。

つい先日まで毎日、大喜利を迫られ
イデアをとっかえひっかえこねくり回して
勝っただの負けただの
仕事していたのだけど
ゆっくり知って熟考した後で
しっかり根回しをするタイプの仕事が
中年になるとよいのかもしれない。
年の功もでてくるし、
まったく違う業界なのだけど、
仕事や子育てや地域社会への参加の経験など、
今まで培ったものは無駄ではないのだと思えることが多く
本当にいいタイミングで転職できたと思う。

かといって、
知らないことを知るのが好きだし
自分が人間としてまだまだだと
打ちのめされる経験をこの年齢でできるのも
うれしい。

本当にダメなところあるけど
まだまだちょっとずつでもよくなれる。
10年後はどうなっているのだろうか。


転職して一番よいと思っているのは「夕方」を獲得できたこと。
前職は職場が遠く、帰宅が遅かった。

帰宅する頃にはもう夜だった。

帰宅時間に、近所のこども、小学生や中学生、
高校生が家路につくところをみる。
お年寄りが、まだ明るいから道で立ち話をしている。
その中、日が少しずつ傾いていくあの感じ
疲れた顔して夕飯の買い物に急ぐ人の中を
自分も帰るのだ。

海があるほうから暗くなっていく
山が赤くなってだんだん森に鳥が帰っていく感じ
夕方だぁ~~~~と思いながら帰る。
それだけで本当に幸せ。

高校生のころ、太陽が毎日上がるのをみて
暮れるのを見送れるだけで
幸せなんじゃないかと思っていた。
こんなに美しいものを毎日みれるの
本当に幸せだなと。
あの頃と、根本的な根っこのところは
あんまり変わっていないのだなと自覚した。

太陽がのぼり、暮れる。
それをたっぷり味わいながら
4月はのんびり過ごしていこうと思う。

6年ぶり5回目

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6年在籍した職場を退職する。

今日が最終出社日だった。

 

いろんなことがあったけど、

たとえポーズだとしても、

みんなに惜しまれて辞められるのは嬉しい。

 

今の会社を含めて5社渡り歩いた。

1社目や2社目を辞める時はこんな感じじゃなかったなとしみじみ思ったりした。

さみしいとは言われたし

もっとできるようになれるのに…

というのはあったけれど、「困る」とは言われなかった。

 

26歳の時3社目の会社に入り、今の職種になり

チームをもって部下ができたりして

できることが広がり自信にもなった。

そんで妊娠した。

それからはもう、必死で、

仕事と育児で目の回る日々。

 

高校生の時から働いていた。

進学校でバイト禁止だったけど、

家に、あまりお金がないのはわかっていたから

ゼミ代や昼食代、画材、そして受験費用のためと週に3、4日はバイト。

お弁当も自分で作っていた。

バイトすると、勉強したり、デッサンする時間をとれなくなるけど、仕方なかった。

大学生の時もかけもちでバイトを当然していたし、大学で学んだことでお金を稼ぐには私はあまり向いていなかった。

15歳からずっーと働いている

働きながら何かするのがあたりまえなのだけど、やっとお金を稼ぐ技術が多少身について、時給じゃなく月給でお金もらえる今が1番気持ちが楽。

 

でも次の仕事は職種が少し変わるし、

業種や業界はガラッと変わる。

不安……もある。

 

でもまぁ、できなかったらできなかったで

誤魔化す術もあるので

なんとなくサバイブしていきたい。

悩んでもしょうがない。

これだけの人間でそれ以上でも以下でもない。

ありのままの自分を受け止めつつ、

できることとできていないことを整理して

毎日少しずつ、誠実に過ごす。

たまにちゃんとだらけながら(笑)

 

写真は課の方からいただいた送別品。

BAUMのスキンケア。

イメージっていわれて嬉しかった!

使ってみたけど、香りがめちゃ良くて最高…

トロッとしたテクスチャなのに肌にのせるとベタつかずさらっとしてて謎だった。

どうなってるんだ……。

サラッとしてるけど潤っとる…。

このあと、デコルテのリポソームクリーム塗ったんだけど、いつもよりサラッと顔がなってて、寝る時次男が

「きょうはべたべたない?」って不思議がっていた。いつもべたべたですまない…(笑)

 

1週間しかないけど、すこしゆっくり過ごしてがんばるぞ!(でもやっぱ不安はあるしいくら自分に言い聞かせても緊張する〜😭)

 

ヘレン・ケラーとサリバン先生

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伝記漫画が上の子の小学校の学童ルームにあるようで

その日読んだ伝記漫画について

食事の時に感想やクイズを出してくることがある。

その日も同じようにクイズを出してきた。

読んだ漫画は「ヘレン・ケラー

 


ヘレン・ケラーの苦手な教科はなんでしょう?」

「数学?」

「せいかい!母ちゃんすごいやん」

 


ヘレン・ケラーのお父さんとお母さんどっちが先に死んでしまったでしょう?」

「おとうさん?」

「せいかい!しっとったと?」

 


「サリバン先生には兄弟がいたでしょうか?」

「おとうと?」

「せいかい!!!なんで??!!」

 


「母ちゃんすごいね~~~~」

 


という具合。

 


私はサリバン先生の本を大学生の時に読んだことがある。

大学で勉強していたことが美術だったので

情操活動としての美術というものに最終的に興味をもち

教員になりたいなとぼんやり思っていたのもある。

(結果的にならなかったんだけど…)

 


母が近所の小学校の学童でパートしていて

高校のころよくそこに遊びにいって「たまにくるお姉ちゃん」として一緒に遊んだりしていたし

こどもに親近感をもっていた。

 


当時はアルバイトもしていたので頻繁にはいけなかったのだけど

月に1、2度はいって、こどもたちのリクエストに答えてお絵かきしたり工作をしたりしていた。

単純に小学生とうまがあった。

 


障がいがある子ももちろんいて、

お姉ちゃんとして一緒に虫取りをしたり、

ひたすら一緒に手を繋いで運動場をぐるぐるまわったり、

ジャンプをしたり泥団子を作ったりして過ごしたりした。

当時から佐々木正美先生とかの本を読んでいたので

対応も多分そこまで外れたことはしていないと思う。

 


母から「手伝ってよ~」と言われたから最初は渋々だったのだけど

(母には別の思惑があったと思う)

16、17歳の思春期なのにあそこで一緒に小学生にもどって遊んでいた時間の尊さを

今ぼんやり思い出したりする。

 

 

 

 


いつもだったら1日で終わる伝記漫画クイズも

ヘレン・ケラーについてのクイズや話題はそれからも度々出て

不思議におもって長男に聞くと

ヘレン・ケラーの漫画読むと、弟くんのこと思い出んよね~

いつかもっとおしゃべりできるといいね~」

といった。

 


4歳の下の子は複雑な会話をまだできない。

でも、長男は「4歳の弟はしゃべれないけど内側に声がある」と思っているのだ。

ヘレンがコミニケーションとれなくてもがいていたのと一緒だと。

知的障がいがある人や、自閉症の人に大して

そういうことをちゃんと思えていない大人もいるというのにすごいなと思ったし

でもそれは弟の存在があってこそだなとも。

 


下の子は、障がいも軽く、将来、多分おしゃべりは今よりできるようになるだろうけれど

それでも、「ちょっと違うな」という違和感とか

どうしたらいいのかというのを長男は考えていて

それで「ヘレン・ケラー」の伝記漫画を度々読んでいたのだった。

 


そしてこうもいってくれた

「サリバン先生とヘレン・ケラーが出会ったのが3月3日で

それをヘレン・ケラーが「私の魂の誕生日」って言ってたんだって

母ちゃんの誕生日はヘレン・ケラーの魂の誕生日と一緒なんよ!!」

 


泣きそうだった。泣かんかったけど。嬉しくて…

え、マジでそんなこと言ってくれんの?

優しい…あ、ありがて~~~ってなった。

ヘレン・ケラーとアニー・サリバンの魂の交流の過程を知ってるだけに

なんかもう自分の分じゃない二人の人生の尊さで泣きそうになった(笑)

 


そうか、そんな素敵な日と一緒だったんだ…

嬉しいな~~…

 


両津勘吉と誕生日一緒で~~す」と

営業職時代に使っていたネタだけど、こち亀も終わってしばらく経つし、もう茶化して言うのやめようと思う。

なんたってヘレンの「魂の誕生日」だからね!!

 


長男に対してこの先思春期になって「ババア」とか言われても全然我慢できるなって思った

(嘘です。許さんと思うw)

 

 

 

この出来事をきっかけに、昔読んだ、サリバン先生が友達のホプキンス夫人

(サリバン先生の出身校であるパーキンス盲学校の寮母で母親代わりでもあった)にあてた手紙をまとめた本を読み直した。

最初に貼ってある写真の本

ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録』

以前読んだ時は二十歳くらいで、それでも泣かずにはいられなかったのだけど、

今読むと本当にいろんなものが決壊する。

サリバン先生の、ヘレンへの慈しみ、愛情、彼女の成長を喜ぶ気持ち、

すなわち仕事への手ごたえが手に取るようにわかる。

泣き言もかいてあって、本当に微笑ましい。

押さえつけるようなことはしないと書いておきながら

つねられたり、ひっぱたいたり、取っ組み合いでやりあったみたいなことも書いてあり、

まぁそうなるよね…

初日は不安で泣いたりもしている。

本当にふたりの魂の交流が読み取れる。

これ、アニー・サリバンが二十歳やそこらの時ですよ??(ヘレンは7歳くらい)

サリバン先生本当にすごいよ…。

初期のものだから、長いふたりの歩みのほんの時期の記録なんですけど

本当に良い本なのでぜひ…

 


あとこちらうまくまとまっていて良かった記事。

「私の魂の誕生日」ヘレン・ケラーとアニー・サリバン

前編 https://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/212042.html

後編 https://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/212376.html

 


ヘレン・ケラーが伝えたかったこと 第1回 私が住む世界

https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/114/

 


ヘレン・ケラーが伝えたかったこと 第2回 私は天使ではない

https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/115/

 

 

 

人間の、人や動物やものへの慈しみはどこからくるのか

出発点はどこなんだろうと10代のころからずっと考えている。

サリバン先生とヘレンの間の愛情、

私がこどもたちにむける愛情と。

源はどこなんだろうか。

 


もちろんむかつきもするし、コミニケーションが取れず加虐的な気持ちになってしまう時がある。

まぁまだそれをどうにかやりすごすことができている。

正直泣きたい日もたくさんある。

でもどうにか、何かやさしいものでできるだけこころを、満たしていたいなぁなどと思うのでした。

休まず歩く

 

 

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転職をする。

 


大学を出てからしばらくスーツを着て仕事をしていた。

それからゆるめの格好でも許されるような仕事に26歳でつきなおし

2回の出産育児休業などで10ヶ月ずつ休んだけれど

14、5年その仕事をしている。

キャリアアップも、なんとなくだけどしている。

 


今の会社が少し遠く、時間的な余裕がなく

こどもたちにも負担をかけているし

(夕食が遅くなり、その結果寝かしつけも遅くなる、朝早いのに)

定型発達ではない次男のケアを充実させるために

小学校に上がる前から少しでも近くの職場にと転職活動を始めた。

 


書類で断られることが多く、わりと心が折れそうになったりしたのだけど

エージェントの方も良くしてくださって色々紹介してくれた。

同じような仕事の引き合いが多いのだけど

今と少し毛色の違う仕事も応募してみた。

今の仕事よりちょっと広い視野が必要で机の上だけではできない仕事。

 


退職を申し出たら今の会社にフルリモートでもいいからいてくれないかと言われ

(どこも人手不足だ)

正直ちょっと揺らいだけど

ずっとこの先、退職まで20年、自分の人間としての成長などを考えると

少し怖いけれど、何か挑戦をした方がよいのでは?

とその仕事の面接に挑んで、どうにか採用してもらえた。

もう40歳だし、こんなの最後のチャンスなんじゃないか…?

いろんなタイミングでいろんなことが起こるけれど

今ちょっと勇気をだしてみる時ではないか…と。

こどものケアのことだけ考えれば、

フルリモート勤務が正解なのかもだけれど…

 


趣味ではなく「仕事」で責任を伴うので、

こういうチャレンジは本当に勇気がいる。

 

 

まぁでも、うまくできない時はそれをうけいれるしかない。

それでも誠実に真摯に取り組んで改善していけば

できるようになる…と信じてみる。

 

何にだって向き不向きはあるけれど

社会人として20年近くやってきたわけだし、

できなくても少しは取り繕えるのでは……??

そしてできないならできない理由を考えて

ちょっとでも改善できる…のでは…???

 

何もかも希望的観測!!!!!!

 

まぁ〜そんなわけで4月から新しい職場。

3月納品の仕事をかかえているから、今の会社で3月もギリギリまで働くよ……少しはゆっくりすれば良かったかな〜…

いざ4月に働き出してすぐに辞めたいとか言ってたりして(笑)

 

冒頭の絵、しばらくイラスト描いてないから

昔の関係ない絵。

1月は睡眠とスキンケアと腹筋を頑張っていたので…。

1キロ痩せましたけど、目標体重まであと9キロ!遠い!

 

映像作品みたり本読んだりもぼちぼち再開したいです。